MGW

2005年10月4日
My Garden War
うちの庭大戦とでも訳そうか
うちの庭にある棗(ナツメ)の木で、壮絶な生存競争が繰り広げられていたのである

酷暑であった夏も終わり、
おなかがプニプニとした愛らしい姿を見せていたアマガエルも
少雨で少々痩せ細りはじめたかと思ったところで姿を見かけなくなり・・・

そんな折に勃発したのが
「稲刈り」である
我が家の敷地に隣接する田んぼが、突如としてその姿を豹変させたのだ
それまで豊富な食料、そして絶好の隠れ家であった田んぼが、1日にして奪い去られたのだ

食料と棲家を同時に奪われた大量の難民が、新天地を求めて
うちの庭にやってきたのは、ごく自然なことだろう

そんな難民の中に紛れて、奴がいたのだ
カマキリである

初夏には
うっとおしい蚊なんぞも食べてくれていたので
ここで繁殖させてみようという神たる私(ここでは、ね)の意向もあって
そこらにうろついてる奴もスカウトして
3匹、棲まわせてみた

知らないうちに、もう1匹増え
いつのまにか産卵もされていたから、他にも出入りがあったのかもしれない
(生存確認4:オス2、メス2)

ある日、1組のカップルを発見した。昼過ぎのことである
FNMから帰ってきて、様子を見に行くと、まだしてた

次の朝、あのオスはメスに食われてしまっただろうと思い、見に行くと
なんと、生存していた
そしてその日の昼、別のメスとカップルになっていた!
プレリから帰ってから様子を見に行くと・・・まだしてた

次の朝、あいつはいなかった。2度目の奇跡は起こらなかったようだ
(生存確認3:オス1、メス2)

カップルになれてなかったオスは、関係ないところで身をひそめていた・・・

そして新しい卵を発見
ってか、卵の上に卵を産むか?ふつう
来春せっかく孵化しても日の目を見られない悲劇のヒーローまたはヒロインが生まれてしまいそうだ

時は流れ・・・昨日、女王が誕生した
メス1匹(2組目のカップルの)を残し、他が消息を絶ったのだ
その行方は、心なしか大きくなったように見える女王のおなかが物語る

気になるのは、残ってたオスは自らの生存の証を立てることができたのかどうか
もはや確かめる術はない

私がちょくちょく見に行くからだろうか?
産卵する気配は、まだない

で、ちょっと気になったことがある
あの棗の木には、計7つの卵のうが産み付けられているのだが・・・
来春、あれが全部孵ったら、ちょっとしたパニック映画のような光景が見れるかも♪
しかも、いちばん元気でおっきぃ卵は、これから生まれるみたいだし

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